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 このたび、肝属保護区保護司会 会長を拝命いたしました。(令和8年5月就任)
 保護司は、罪を犯した人や非行に陥った人の立ち直りを支え、地域社会への円滑な復帰を見守る重要な役割を担っています。

 私たちは、更生保護活動の充実を図るとともに、行政や関係機関、地域住民の皆様との連携を一層深め、安全で安心して暮らせる地域づくりに努めてまいります。

 今後とも皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

肝属保護区保護司会 
会長 堀内 貴志

 保護司は、犯罪や非行をした人の立ち直りを地域で支える民間のボランティアです。保護司法に基づき、法務大臣から委嘱された非常勤の国家公務員とされていますが、給与は支給されません。保護司は、民間人としての柔軟性と地域の実情に通じているという特性をいかし、保護観察官と協働して保護観察に当たるほか、犯罪や非行をした人が刑事施設や少年院から社会復帰を果たしたとき、スムーズに社会生活を営めるよう、釈放後の住居や就業先などの帰住環境の調整や相談を行っています。このような保護司は、全国に約4万7,000人います。

 犯罪や非行により裁判所で何らかの処分を受けた人たちも、いずれは社会に戻ってきます。
その際、いかに本人が反省し、やり直そうと思っていても、本人が有するハンディキャップや社会の側のバリアなど様々な要因により、社会の中に居場所(住まいや就職先、相談相手になってくれる人や組織など)が得られず、再犯や再非行に至ってしまうケースも少なくありません。

 再犯や再非行に至ってしまうことは、本人にとって残念な結果というだけでなく、新たな被害者を生むことになり、ひいては地域社会における平穏な暮らしが脅かされることにもなってしまいます。
 安全安心な地域社会を実現するには、犯罪や非行をした人が過ちを繰り返さないようにすることが大切であり、そのためには、彼らを社会から排除・孤立させるのではなく、再び受け入れて、立ち直りを支えていくことが重要です。
 この活動のことを「更生保護」といいます。日本では、国(法務省保護局)と民間のボランティアとの協働体制のもとで更生保護が推進されており、保護司はその中で中心的な役割を果たしています。

 罪を犯した人の更生には、地域の支援と理解が不可欠です。保護司のような地域のボランティアが、地域の事情に通じていることや民間人としての柔軟性を活かし、罪を犯した人を隣人として受け入れ、同じ目線に立って親身に接することは、非常に重要な意義を有しています。

 保護司法の第1条は、保護司の使命を「社会奉仕の精神をもつて、犯罪をした者の改善及び更生を助けるとともに、犯罪の予防のため世論の啓発に努め、もつて地域社会の浄化をはかり、個人及び公共の福祉に寄与すること」と定めています。

 これを踏まえ、全国保護司連盟では、「保護司信条」を定めています。

私たち保護司は、社会奉仕の精神をもって、 一 公平と誠実を旨とし、過ちに陥った人たちの更生に尽くします。 一 明るい社会を築くため、すべての人々と手を携え、犯罪や非行の予防に努めます。 一 常に研鑽に励み、人格識見の向上に努めます。

更生ペンギンのホゴちゃんとサラちゃん
 立ち直ろうとしている人をいつも温かく見守り、犯罪や非行のない幸せな社会を願う心優しいペンギンです。チャームポイントは胸の「生きるマーク」。更生保護のマスコットキャラクターとして、法務省保護局の公式ツイッターやパンフレットなどの資料に登場したり、各地の“社会を明るくする運動”の行事にも参加するなど、様々な場面で活躍しています。

サラちゃん
ホゴちゃん
ホゴどん

更生保護マスコットキャラクターホゴちゃんの鹿児島ver.